PICK UP インタビュー
みんながハッピーになれる文化をここから発信。
店主 渡真利 和也さん
本場の沖縄そばを提供して11年になる沖縄料理屋がある。横川町住宅街の一角に忽然と現れる『沖縄そば専門店 和』。オリオンビールの提灯にシーサーが乗った瓦屋根を模した店構えからして、さざ波の音が聞こえてきそうである。沖縄の文化も知ってもらいたいと話す、店主の渡真利さんにお話を伺った。
店名にもある沖縄そばについて?
当店の沖縄そばは、スープも自家製で取り、麺と肉(ソーキ)は沖縄から仕入れたものを使用した本格沖縄そばです。たくさんの人に食べてもらい、沖縄の文化を知ってもらうことにも繋がればとの想いから、1杯500円で提供しています。駅からは少し離れているのと、駐車場も広いので車でご来店されるお客様が多いのですが、ナンバーを見ていると色々な所からいらっしゃっているみたいです。本当に嬉しい限りです。
メニューは全て沖縄料理なんですか?
いえいえ。昼は沖縄そばが中心ですが、夜は沖縄料理の他に、お酒も楽しんでいただきながら刺身や創作料理もお出ししています。オリオンの生ビールや泡盛はもちろん、日本酒なども置いてあります。魚は市場や富山の氷見港などから仕入れていて、鮮魚料理を提供しているお店がこの辺りでは数少ないので、近隣のお客様からは重宝されて喜ばれていますよ。
▲ 上)海ぶどうが添えられたマトウダイのお造りは目にも鮮やか。 下)「楽しさ」も提供したいと話す店主自ら三味線を手に取ることも。
コンセプトやモットーみたいなものがあれば是非教えてください。
う~ん、そうだな~。明るく元気に、美味しいものを食べて明日への活力に!…ありきたりだな~(笑)。
「美味しさ」だけではなく、「楽しさ」も提供できればとは常に思っています。映画鑑賞会をして楽しんだり、ライブを企画したりよくしています。ギターや三味線を片手にみんなで歌ったら楽しいじゃないですか!
これは沖縄だからとか東京だからとかではなく、みんながハッピーになれる文化をここから発信していきたいです。そしてそんな楽しい人たちが自然と集まってくるお店にしたいですね。